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サトシのニュージーランド留学の日誌
2026年08月16日 (Sun)
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2009年09月14日 (Mon)

さて、続き。

前回触れたように、3つの査定がある。

①Safety & Professionalism
②Riding
③Teaching

これらのうちの①はパスしたと前半で書いた。

残すは、②と③。(実際の結果は、①~③とも最終日の午後に同時に知らされる)

ライディングは楽勝。問題はティーチングでのオレの英会話力だけと思っていたのだが。。。



IMG_1847.JPG


写真を撮れる空時間は、運悪くいつもあまり天気が良くなかった。3日目以外は結構寒かったね。








[Riding]

②のライディング(滑り)だけど、日本の理屈と違うところが結構沢山ある。それにちょっと最初戸惑った。


まぁ滑り方は一つのやり方だけではない。幾つもある。どれが正しい滑り方とか、一概に言えない。トップのデモンストレーター達も、みんなそれぞれ滑り方は違うしね。

そして滑りの日本との一番大きなの違い!!!
日本の場合簡単に言うと、滑りが上手ければ合格する。一つの決まった高度な滑り方をマスターすれば、なんとでもなるみたいな感じ。

しか~し!ニュージーは大きく違う。
イントラとは生徒に滑りを見せて理解させなくてはいけないわけであって、それぞれの生徒のレベルに合わせた滑りをしなくてはいけない。
ここが最大の落とし穴!!!


そういえば、大昔に「パンツの穴」っていう、とても気になる名前の映画があったよね。見たことないからどんなんか分からんけど。どんな穴だったんだろう?って気になるのはオレだけか?。。。スマン。。。


これにオレはかなり悩まされた(パンツじゃない方の穴にね)。
なんてったって、8年くらいカービングターン(エッジを立てたズレの少ないターン)しかしていない。もちろんスピードを落とす時は板をずらすけど、いつもエッジはかなり立てて滑っている。その方が基本、効率がいいからね。アイスバーンとか滑るにも。

でもニュージーだと初心者用のターンをしなくてはいけない。つまりエッジを立てずに滑るズレの多いターン。初心者には当然エッジを立てるのは難しすぎて不可能。だからそのような高度な滑りを生徒に見せても意味がない。その生徒のレベルに合った滑りを見せなくてはいけない。

長い間体に染み込んでしまった滑りを修正するのは、理屈で分かっていても中々上手くいかないもの。自分ではエッジを倒しているんだけど、何度も「エッジ立ち過ぎ!」って言われまくった(汗)

初心者に教えるから滑りは楽勝と思っていたんだけど、それは大きな勘違いオッサン!!
ニュージーでは、滑りが上手い下手はあまり関係ない。その生徒のレベルにあった滑りが表現できるかどうかに合否はかかっている。

つまり滑りの質よりも、幅が問われるって感じかな。幅広い、いろいろな滑りができないといけない。オレはいつもほとんど同じ滑りしかしてなかったし、ニュージー流の滑りはしたことがなかった。

オレよりも滑りが上手くても、落ちる人は落ちる。オレよりも下手でも、受かる人は受かる。
んん~、世の中オレの脳みそのように単純ではない。
 


IMG_1850.JPG


さて、ライディングの査定は前回も触れた以下の9つ。

(1)Stance (基本姿勢)
(2)Vertical (体の上下動)
(3)Rotational (体の回転運動)
(4)Lateral (体の板に対して左右の動き)
(5)Longitudinal (体の板に対して前後の動き)
(6)L1 Demonstrations
(7)L2 Demonstrations
(8)L3 Demonstrations - Basic Skidded Turns (ズレの多い基本ターン)
(9)Freeride (フリーラン) 

いくつかは落としてもいいけど、全体としてパスしなくてはいけない。


なんとか3日目になってギリギリ修正できて、トレーナーの求める(8)の"Basic Skidded Turns"をできるようになった。ふぅー。あぶない、あぶない。


(9)の"Freeride"だけは自分のフルパワーを出せる。これは滑走能力を問われるもの。つまり滑りのレベルの高さを問われる。まぁレベル1のイントラだから、それほど高いものは要求されないと思う。

ちょっと斜度のある斜面に移動してから査定された。このフリーラン以外は、ストレスの溜まる細かいゆっくりとした滑りだったので、ここではもうストレス発散、全開で攻めた。
フルカービングのかっ飛ばし&グラトリで360も決め、バッチシ自己満足完了ッ!!


今回のコースでは、他にもスイッチ・ライディング(逆向き滑走)もやったりした。レベル2からは、グラトリ(グランドトリック)やワンメイクといった、フリースタイル色も入ってくる。
 


IMG_1870.JPG


[Ridingの結果]

(2)"Vertical"と(4)"Lateral"を落としたけど、他が大丈夫だったのでなんとかパス!!!
ふぅ~、もう少しでパン。。。じゃなかった、落とし穴に落ちるところだったぜぃ。


最後にもらったコメントには、
「君はストロング・ライダーだけど、生徒に教えるための動きをもっと考えないとダメ!」
「生徒は君のようなエッジの切り替えはできないから、板をツイスト(ねじる)させたゆっくりしたエッジの切り替えをデモできないと」
などなどが書かれていた。ごもっとも。修行が足りないね。


IMG_1874.JPG


[最終試験:Teaching]

最終日の午前中に行われる最終試験。残すは、このティーチングのみ。ネイティブも落ちるのに、オレのヘナチョコの英会話力で大丈夫なのか??

最終試験は9人だったので、3人づつ3つのグループに分かれた。1人がイントラ役で、あとの2人が生徒役。これをローテーションして、全員がイントラ役を1度やり、それが採点される。大体1人15分くらいの試験になる。

うちらのチームは2番手だったので、1番目のグループが終わるまでティーチングのシュミレーションを、ブラジル人と同じグループのキウイの一人としていた。



試験の流れとしては、まずトレーナーが生徒役2人にだけ、どれくらい滑れるかなどの設定を教える。もちろん生徒のレベルは1か2(連続ターンができない)。

そこから普通のボード・スクールと同じような感じでイントラの自己紹介から始まり、生徒がどこまで滑れるかを聞いて、何をレッスンするかを決める。まぁ、普通のスクールのシュミレーション。そこでトレーナーが採点。

15分くらいなので、一つのタスクだけのレッスンになる。レッスン終了後、トレーナーがイントラ役だけを呼んで質問攻撃。教えたタスクでの体の動きとボード・パフォーマンスの関係やら、生徒が子供だったらどう教えたかとか。

子供だと理屈はあまり説明せず、例えば「ヘリコプターのように体を回そうねぇ~」とか、そんな感じの子供に分かり易い説明になる。

また小さな子供は下半身がまだ発達していないから、上半身をより使った体の動きをさせて、ボードをコントロールするように教える。逆に大人を教える時は、下半身重視という違いがある。


0b53409d.JPG

 ワナカ湖








さて、オレがやった最終テストは、「レベル2の生徒」の"C Turns"のフロントサイド(toe-side)。ちなみにレベル2の生徒のエクササイズの流れは、以下の通り。

1)Lift Riding (リフト乗車)
2)Side Slipping (横滑り)
3)Floating Leaf (木の葉落し)
4)Skkidded Traverse (斜滑降)
5)Garland (ギルランデ:英語発音はガーランド)
6)C Turns (?日本語なんだろう?半分のターン。これを二つつなげれば連続ターン)

このオレのテストされた"Cターン"。何故"C"かと言うと、アルファベットの"C"のような弧を描くから。


そういえば昔、コンピューター言語の「C言語」を電車の中で吊り革につかまって勉強していた時、前に座っていた女子高生らがクスクスオレのことを笑っていた。んん~、なんでだ??社会の窓は閉まっているし。。。
なんと本の題名が、「はじめてのC」だった。。。マジ本気で。。。(鬼汗)


さて、"Cターン"。
ボードの先落とし、エッジの切り替え、ターン後半と3つの部分からなる。
まっ、細かい説明は、C言語の話しで長くなってしまったので省略(汗)

「はじめてのCターン」のティーチングは、まだまだ青いねって感じでした。



IMG_1891.JPG

講習の後は、湖畔でちょっと
リラックス。






 

[Teachingの結果]

トレーナーから指摘されたことは、説明が長すぎ。もっと簡潔に!っとのこと。

あと生徒に手をかして、ターンの手伝いをしすぎ。生徒がターンできたら、どんどんさせること。そうじゃないと、他の生徒が長く待つことになるから。
んん~、ごもっとも(苦笑)

ティーチングの4つの要素

(1)Teaching Cycle
(2)Class Handling/Safety
(3)Guest Service
(4)Teaching Children

のうちの(2)の"Class Handling/Safety"が落とされたけど、あとはパス。
そしてティーチングの結果は、パス?!
そうです。パスです!!"Achieved"です!!!

ということで、①~③全てをパス!!!



コホン。
では、恒例の。。。

シャァァーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!

レベル1合格!!!

もういっちょ、
シャァァーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!

オレ以外の受講生もみんな合格!!!
シャァァーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!

ブラジル人の受講生は、オレよりも英語ができなかったので心配だったんだけど、みんな合格。
いやぁ~、良かった良かった!!!


IMG_1920.JPG


 ワナカにて









[Kiwi Style]

話はがらっと変わるけど、渋滞を好きな人は世界中探してもなかなかいないだろう。日本の渋滞なんか最悪だよねぇ~。

でもニュージーでは、ちょっと違います。
ワナカからチャーチへの帰り道にて渋滞に遭遇。
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IMG_1936.JPG
Kiwi style traffic congestion
(ニュージー流の渋滞)

羊さんたちが道をふさいでいます。んん~、平和だねぇ~。ゆっくり行こうゼィ~。

I love Kiwi style!!!



今回のコースで得た物。
英語の勉強には、ホントためになった。細かい説明などは、やはり難しいね。普段使わない言葉とかだし。

得た物は英語だけではない。新しい理論はもちろん、滑りもレベルアップできた。特にオレが苦手にしていたフロトサイドのターンでは、トレーナーから腰(hip)のクロスオーバーができていないと指摘された。

ここ何年も、フロントサイドに凄く違和感があったんだよね。そのおかげで、フロントサイドのターンのレベルが確実に上がった。これが一番嬉しかったかな。

自分では中々気づかないことでも、レベルの高いプロのイントラの目から見たら、一目瞭然。

レベル2はいつ受けるか分からない。
日本では受けれないし、来年の受検時期にはビザが切れているからね。
まっ、チャンスがあったら、いつかレベル2にチャレンジしたいっす。

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プロフィール
名前: サトシ
英語名: キース(Keith)
年齢: 37歳(1974年)
性別: 男性
出身: 千葉県
趣味: ●旅人
     ●スノーボード
[JSBA C級インストラクター
             (日本)]
[SBINZ Level 1
    インストラクター(NZ)]

[自己紹介]

2002年カナダ・バンクーバーに1年間ワーホリに行き、2007年4月よりニュージーランドにて語学留学開始。半年後に2週間一時帰国。

北島のオークランドで約9ヶ月間過ごした後、南島のクライストチャーチで約2年。その後またオークランドで生活。

学生をしたり働いたりと、約4年半のニュージー生活。
2011年12月に、4年振りの帰国。これにてニュージー生活終了。


[NZ修行生活の流れ]

2007年

4月 日本では何も決めずに
  ビザ無しで渡航
  オークランドで生活開始
   "English Only"開始
   語学学校に入学
   (IELTSクラス)
   (フルタイムで24週、
   パートタイムで8週通う)
5月 学生ビザ取得
10月 訪問者ビザ取得
11月 2週間日本に一時帰国

2008年

1月 2週間コロマンデルで
  ファームステイ
  訪問者ビザ再取得
2月 北島を1週間旅した後
  チャーチへ引越し
   語学学校に入学
   (IELTSクラス)
  (フルタイムで6週通う)
3月 IELTS受験
5月 元刑務所のホステルで
   クリーナーとして
  住込みバイト生活開始
  (無給だけど宿代無料)
  (7ヶ月間生活)
6月 学生ビザ取得
  NZの自動車免許証取得
7月 ポリテクニック
   (NZの国立専門学校)で
  1年間のビジネスの
  ディプロマコースを開始
9月 レストランでウェーター
  としてバイト開始
  (3ヶ月間)
10月 ホステルで受付業務
   を開始(2ヶ月間)
12月 南島自転車旅行
   (約1週間:怪我で中止)


2009年

1月 レストランでシェフ
   としてのバイト開始
   (8ヶ月間)
  学生ビザ再取得
7月 ポリテクニックでの
   1年間のコースを卒業
   就労ビザ取得(1年間)
9月 SBINZ Level 1 取得
   (スノーボード・イントラ)
   土産屋で仕事開始
   (5ヶ月間)


2010年

2月 永住権取得を決意
   "English Only"解除
   TOEICのリスニングで
   満点(495点)ゲット
3月 チャーチから車で
   オークランドへ引越し
   和食屋でマネージャー
   候補として仕事開始
4月 和食屋のマネージャー
   になる(6ヶ月間)
7月 Manager
   Certificateを取得
   永住権取得を断念
   訪問者ビザ取得
10月 他の和食屋で仕事
   開始(3ヶ月間)
12月 就労ビザ取得(1年間)


2011年

2月 カフェで仕事開始
  (6ヶ月間)
8月 ホステルで受付として
  住込み生活開始
  (無給だけど宿代無料)
  (4ヶ月間)
12月 ゴールド・コースト
  (オーストラリア)に3泊
  その後帰国


[NZで滑ったスキー場]

2007年(北島)
ファカパパ
トゥロア

2008年(南島)
マウント・ハット
マウント・ドブソン
オハウ
トレブル・コーン
リマーカブルス
コロネット・ピーク

2009年(南島)
カードローナ

2010年(北島)
スノープラネット(室内)
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